SECURE-G(Stabilization of Embankment Construction Utilizing Reinforcement with Gravel)工法は、地震時に液状化が懸念される基礎地盤を有する現場※0において、盛土の基底部に設置することにより、盛土の変形を抑制する工法です。
ジオシンセティックスを砕石層で挟み込んだ構造
飽和した緩い砂質土地盤や地下水以下の盛土は、液状化により沈下等の変状が発生します。
「道路土工 軟弱地盤対策工指針(平成24年度版)」から引用
SECURE-G工法は性能設計(変形照査設計)を取り入れており、重要度と地震動に応じた要求性能※2の対策が可能です。
「道路土工構造物技術基準/平成27年3月:国交省:http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000495.html」の抜粋
「道路土工 軟弱地盤対策工指針(平成24年度版)」から引用
性能2:道路土工構造物の損傷が限定的なものにとどまり、当該道路土工構造物の存する区間の道路の機能の一部に支障を及ぼすが、すみやかに回復できる性能