ALID変形照査

SECURE-G工法の盛土の変形照査は、動的遠心模型試験結果から解析モデルを設定した静的FEM(ALID)を使用する。
静的数値解析(ALID)を用いて、液状化時における盛土の変形量(沈下量・法尻側方変位)を照査することにより、許容変形量に対し、性能2を満足する設計を行う。

ALID解析モデル

  • 砕石層周辺1mの範囲を不完全液状化層として設定 →液状化抵抗率FL=1.2
  • 液状化層の剛性低下:安田・稲垣の図表を用いて評価
  • ジオシンセティックスは「Bar要素」でモデル化

ALID

ALIDのせん断応力とせん断ひずみの関係

ALIDのせん断応力とせん断ひずみの関係

河川堤防の液状化対策工法設計施工マニュアルに
おける補正係数

ALIDのせん断応力とせん断ひずみの関係

動的遠心模型試験のALIDによる再現解析結果

動的遠心模型試験のALIDによる再現解析結果
 

ALIDの安田・稲垣剛性低下モデル

ALIDの安田・稲垣剛性低下モデル

東京工業大学動的遠心模型試験結果(SECURE-G対策)

東京工業大学動的遠心模型試験結果(SECURE-G対策)